【中学受験】Z会の活用法!難しい?料金・口コミは?

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みなさんこんにちは。エデュサポです。

中学受験のための学習にタブレット教材を考えられている方も多いと思います。

今回は、タブレットを活用した通信教材『Z会』について解説します。中学受験を目指すことを前提として解説します。解説する内容は以下のようになっています。

Z会について
  1. 中学受験でのZ会の活用方法
  2. Z会の料金
  3. Z会のやる気アップの工夫
  4. Z会の評判・口コミ
  5. Z会のメリット・デメリットまとめ

私は以前、塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

今までの経験を基に解説します。お子様にとって最適な教材を選ぶための参考としていただけたらとても嬉しいです。

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1,中学受験でのZ会の活用方法

Z会には、学校の勉強をサポートする小学生コースの他に、中学受験コースが設置されています。中学受験コースを選択すれば、Z会を利用して中学受験の対策を行うことができます。

ただし、中学受験コースは紙とタブレットのハイブリッドとなっており、タブレットのみでの学習はできません

Z会の中学受験コースは基礎問題から難しい問題まで網羅されているため、Z会だけで難関中学を目指すこともできます。ただ、難しい問題にも取り組むため、可能であれば塾なども併用すると良いです

中学受験対策としてのZ会のおすすめの活用方法は次の2パターンです。

1,偏差値60以上の中学を狙う子どもが、メインの教材として利用する
2,偏差値70以上の中学を狙う子どもが、演習量を増やすために利用する

偏差値はあくまでも目安です。

学習レベルは中学受験基礎から発展まで

Z会の中学受験コースの学習レベルは、中学受験基礎レベルから発展レベルです。ただし、カリキュラムが速いため、基礎レベルや標準レベルにじっくりと取り組みたい子どもには向きません。難関中学合格を目指す子どもに最適化されています

目安としては、偏差値60以上の中学を目指す子どもに向いています。

Z会だけでも難関中学合格は目指せますが、難しい問題につまずいても大丈夫なように、個別指導塾や家庭教師を併用するとより良いです。ただし、その場合は費用が高額になってしまいます。

塾や家庭教師を併用しない場合は、保護者が子どもの勉強を手厚く見てあげる必要があります。

学習量は多め

4教科の1日の学習時間の目安は、小学4年生で55分、5年生で105分、6年生で110分~150分となっています。

学習量としては多めなので、Z会+市販の問題集で十分な学習量が確保できます

逆に言えば、宿題をしっかりと出す塾に通っている場合は、Z会と併用するとどちらかがおろそかになってしまいます

ですので、Z会を利用して中学受験を戦うのであれば、Z会をメインとすることをおすすめします。塾を併用するのであれば、塾をZ会のサポートとして利用することをおすすめします。

1教科から利用できる

Z会は1教科から利用することができます。そのため、塾をメインとし、特に強化したい教科のみZ会を利用するという方法もあります。

また、学習全体をしっかりとサポートする「トータル指導プラン」の他に、要点学習にしぼり込んだ「要点集中プラン」といったものもあります。子どもの状況によって、柔軟に利用できることはメリットです。

ただ、このレベルの教材を利用するのであれば、全教科トータルでZ会をみっちり利用することを私はおすすめします

添削指導があるのはメリット

Z会の月例テストには、添削指導がついています。

難関中学対策には添削指導が必要です。提出も返却もオンラインで完結できるので、返却が早く、すぐに復習することができます。

2,Z会の料金

Z会の中学受験コースは、学年によって料金が異なります。毎月払いや6カ月一括払いもありますが、12カ月一括での支払いが最もお得になります。1教科から4教科で申込みができます。学年は小学校3年生から小学校6年生です。

このページに記載する料金は2021年12月現在の料金です。中学受験コース「トータル指導プラン」の12カ月一括払いの税込価格を記載します。

小学3年生

1教科40,392円
(月あたり3,366円)

2教科80,784円
(月あたり6,732円)

3教科121,176円
(月あたり10,098円)

4教科161,568円
(月あたり13,464円)

小学4年生

1教科44,880円
(月あたり3,740円)

2教科89,760円
(月あたり7,480円)

3教科134,640円
(月あたり11,220円)

4教科179,520円
(月あたり14,960円)

小学5年生

1教科56,100円
(月あたり4,675円)

2教科112,200円
(月あたり9,350円)

3教科168,300円
(月あたり14,025円)

4教科224,400円
(月あたり18,700円)

小学6年生

1教科58,344円
(月あたり4,862円)

2教科116,688円
(月あたり9,724円)

3教科175,032円
(月あたり14,586円)

4教科233,376円
(月あたり19,448円)

頻出分野別演習
4教科3カ月一括払6,897円
(月あたり2,299円)

志望校別予想演習
3カ月一括払11,286円~
(月あたり3,762円~)

入学金
0円

タブレット料金
タブレットは各自で用意する必要があります。推奨はiPadです

▼料金の詳細を確認する
Z会の通信教育 小学生コース

3,Z会のやる気アップの工夫

タブレット学習は場所と時間が自由な分、計画通りに学習を進めることが難しいです。学習をスムーズに進めるために、Z会では次のような工夫をしています。

1,努力するとポイントが獲得できる仕組みで、努力量を見える化している
2,月例テストを提出するともらえるポイントを商品と交換できる
3,保護者宛てに週1回「見守りメール」を配信
4,タブレットにおすすめモデルスケジュールを自動配信

Z会は長年通信教材を開発してきているため、子どものモチベーションアップのための工夫は随所にされています

たとえば、学習に取り組むごとに「ぷちぽ」というポイントを獲得できるようになっており、自分がどれだけ頑張ったかが目で見えるようになっています。この「ぷちぽ」のポイント数によって地図上を進んでいくようなゲーム性も取り入れられていて、さらに達成度が目で見えるようになっています。

「ぷちぽ」の他に、月例テストを提出するともらえる「努力賞ポイント」というものもあります。努力賞ポイントは図書カードやnanacoポイントと交換できます。

また、毎月学習スケジュールのモデルがタブレットに配信されるうえに、子どもの学習進捗を保護者宛てに「見守りメール」として配信しています。これらを活用することで保護者が子どもの学習の進捗をチェックしやすくなっています

教材のレベルが高く、カリキュラムの進みも速いため、モチベーション管理とスケジュール管理がしやすいようにという工夫が見られます。この辺りは通信教材を長年開発してきたZ会の強みと言えます。

4,Z会の評判・口コミ

良い評判

悪い評判

5,Z会のメリット・デメリットまとめ

Z会のメリット
  1. 難関校合格を目指せる教材である
  2. 添削指導がある
  3. 子どもが努力できるような工夫がされている
  4. 学習進捗を管理しやすいような工夫がされている
Z会のデメリット
  1. 問題のレベルとカリキュラムの速さから、ついていくのは大変。
  2. 塾や家庭教師、または、保護者による学習サポートが必要
  3. 他の通信教材に比べると料金が高い

Z会は、難関中学合格を目指す子どもがメインの教材として利用するのに最適です

一方で、問題のレベルが高く、カリキュラムも速いため、覚悟を持って取り組まなければ使いこなすことはできません。

塾のサポートも併用しながら、難関中学合格のためのメインの教材として、Z会を検討してみてはいかがでしょうか。

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