【中学受験】タブレット教材を徹底比較!各社タブレット教材のおすすめ活用法!

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みなさんこんにちは。エデュサポです。

中学受験のためのタブレット教材、どれが良いのかと迷われている方も多いと思います。

今回は、『スマイルゼミ』『RISU算数』『進研ゼミ』『Z会』の4社の教材を比較します。中学受験を目指すことを前提として解説します。比較する内容は以下のようになっています。

比較する内容
  1. 料金
  2. 教材レベル
  3. 学習量
  4. やる気アップの工夫
  5. 学習管理
  6. おすすめの活用方法

私は以前、塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。かれこれ20年以上、塾業界で働きました。

今までの経験を基に解説します。お子様にとって最適な教材を選ぶための参考としていただけたらとても嬉しいです。

なお、ランキング形式ではありません。各社の教材それぞれにメリットとデメリットがあるので、優劣はつけられませんでした。お子様の学習状況に合うものをお選びください。

1,スマイルゼミ

スマイルゼミ

料金

教材レベル

学習量

やる気アップの工夫

学習管理

料金
スマイルゼミは4教科セットになっていて、料金はかなり低く設定されています。
学年が上がるごとに料金は上がります。小学1年生で月額3,278円(税込)~です。

教材レベル
スマイルゼミの教材レベルは教科書レベルです。発展クラスもありますが、中学受験基礎レベルになります。

学習量
スマイルゼミの学習量は少ないです。発展クラスでも1講座あたり15分~20分が目安になっています。

やる気アップの工夫
スマイルゼミはゲーム性やエンタメ性を持たせることで、子どものやる気アップを促しています。
また、同じレベルの会員同士で競い合える仕組みもあります。

学習管理
保護者は専用アプリから子どもの学習進捗をチェックすることができます。取り組んだ時間や、間違い直しの状況も確認できます。

おすすめの活用方法
小学校低学年の子どもが、中学受験勉強に向けての前準備として利用するのが良いです。
ただ学習習慣をつけるために利用しても良いですが、上の学年で契約して教科書レベルの先取り学習を進めるのがおすすめです。
また、2022年4月からは算数・数学・国語の無学年学習もできるようになるので、本格的に中学受験対策をはじめる小学校4年生になる前に、小学6年生までの教科書レベルを先取りしてしまうという使い方もできます。

公式サイト:◆スマイルゼミ◆

2,RISU算数

RISU算数

料金

教材レベル

学習量

やる気アップの工夫

学習管理

料金
RISU算数は算数1教科のみの受講になります。1教科のみの料金としてはやや割高となります。
どの学年でも料金は同じで、月あたり2,750円~14,080円(税込)です。取り組んだ学習量によって料金が変化する仕組みです。

教材レベル
RISU算数の教材レベルは教科書レベルです。受験基礎コースもありますが、教材レベルは中学受験基礎レベルになります。

学習量
RISU算数の学習量は少ないです。1日15分未満を想定して作られています。ただし、学年問わず先取り学習ができるので、大量に演習を行うこともできます。

やる気アップの工夫
RISU算数はゲーム性やエンタメ性を持たせることで、子どものやる気アップを促しています。
また、子どもの学習のデータ分析から、ちょうど良い難易度の問題が出題されます。そのため、無理なくスモールステップで学力を積み上げられます。

学習管理
保護者へのフォローアップメールで、子どもの学習状況だけではなく、保護者の方へ向けて子どもの褒めポイント等のアドバイスが配信されます。

おすすめの活用方法
小学校低学年の子どもが、中学受験勉強に向けての前準備として利用するのが良いです。
無学年制なので、本格的に中学受験対策をはじめる小学校4年生になる前に、中学受験算数の基礎レベルまで一気に先取りしてしまうという使い方が最もおすすめです。

3,進研ゼミ

進研ゼミ

料金

教材レベル

学習量

やる気アップの工夫

学習管理

料金
進研ゼミは4教科セットになってます。
小学講座の普通コースは学年が上がるごとに料金は上がります。中学受験講座はどの学年でも料金は同じです。中学受験講座は月あたり6,946円(税込)~です。
ただし、中学受験講座は紙の教材で、タブレットの教材はありません。

教材レベル
進研ゼミ小学講座の普通コースの教材レベルは教科書レベルです。中学受験講座ですと、教材レベルは中学受験基礎レベルから中学受験標準レベルになります。

学習量
進研ゼミ中学受験講座の学習量は標準です。1日60分程度を想定して作られています。進研ゼミだけでは学習量は確実に足りませんが、他と併用すれば中学受験に対応できる学習量です。

やる気アップの工夫
進研ゼミは付録やサブ教材などで子どもの好奇心を刺激し、やる気アップを促しています。
また、つまずきやすい部分を映像授業でフォローしてくれます。

学習管理
毎月、学習スケジュールのモデルがついてくるので、保護者が子どもの学習進捗をチェックしやすくなっています。

おすすめの活用方法
偏差値55~65あたりの上位中学を目指す子どもが、演習量を増やすために塾と併用して活用する方法が最もおすすめです。
または、偏差値45~55あたりの中学を目指す子どもが、個別指導や家庭教師、または保護者のサポートを受けながらメインの教材として利用する方法も良いです。
偏差値はあくまでも目安です。

公式サイト:【進研ゼミ小学講座】

4,Z会

Z会

料金

教材レベル

学習量

やる気アップの工夫

学習管理

料金
Z会は1教科から利用することができます。
Z会は学年が上がるごとに料金が上がります。Z会の中学受験コースのトータル指導プラン6年生の料金は、1教科で月あたり4,826円(税込)~、4教科で19,448円(税込)~です。
ただし、中学受験コースは紙とタブレットの併用で、タブレットのみのコースはありません。

教材レベル
Z会の中学受験コースの教材レベルは、中学受験基礎レベルから中学受験発展レベルになります。
カリキュラムが早く、発展レベルの問題も扱うため、難関中学を目指す子どもにおすすめのレベルです。

学習量
Z会中学受験コースの学習量はかなり多いです。小学6年生4教科で、1日110分程度を想定して作られています。Z会にプラスして副教材を用意すれば、中学受験に十分対応できる学習量です。

やる気アップの工夫
Z会は努力するとポイントが獲得できる仕組みがあるため、努力量が目で見えるようになっています。 獲得したポイント数によって地図上を進んでいくようなゲーム性もあり、子どもが前向きに勉強に取り組めるような工夫があります。

学習管理
毎月、学習スケジュールのモデルがタブレットに配信されます。さらに、子どもの学習進捗が保護者宛てにメールでお知らせされるようになっているので、保護者が子どもの学習進捗をチェックしやすくなっています。

おすすめの活用方法
偏差値60以上の上位・難関中学を目指す子どもが、メインの教材として活用する利用法が最もおすすめです。Z会をメインとして、個別指導や家庭教師などのサポートもつけられるとベストです。
または、偏差値65以上の中学を目指す子どもが、特に強化したい教科だけをZ会で補強するという方法も良いでしょう。この場合は塾がメインになるので、塾の宿題量とのバランスを考える必要があります。
偏差値はあくまでも目安です。

公式サイト:Z会 小学生向け講座

まとめ

今回は、『スマイルゼミ』『RISU算数』『進研ゼミ』『Z会』の4社の教材を比較しました。

それぞれの教材にメリットとデメリットがあるため、子どもの学習状況や性格に合ったものが選べると良いです。

この解説が、お子様のベストな教材選びのお役に立てたのならばとても嬉しいです。