大学生が塾講師アルバイトをする際の4つのデメリット

塾講師のアルバイトは、大学生に人気があります。

しかし、塾講バイトは「ブラックバイト」としても度々挙げられています。実際にやってみようと思っている大学生の中には、不安に思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は塾講バイトの主なデメリットを4つ紹介します。最後まで読んでいただくと、バイト選びの判断材料にしてもらえると思います。

以前、私は塾講師の仕事をしていました。集団塾と個別塾で講師と教室長を務め、オンライン教育系の塾運営の仕事をしていた時期もあります。アルバイトも正社員も経験しており、かれこれ20年以上塾業界で働きました。

これまでの経験を基に解説をしますので、参考にしていただけると嬉しいです。

塾講師アルバイトの4つのデメリット

早速、塾講バイトの4つのデメリットを紹介します。

塾講バイトの4つのデメリット
  1. コマ給というブラックシステム
  2. 休みを取りづらい
  3. 仕事を教えてもらえない
  4. スーツ着用

一つずつ解説していきます。

1,コマ給というブラックシステム

これは有名かもしれません。塾講バイトは「時給」ではなく、「コマ給」で給料を計算することが慣例となっています。1時間1500円ではなく、授業1コマ(60分)1500円という感じです。

塾講師の仕事というのは「授業」だけではなりません。授業前の準備や、授業後の報告業務もあります。コマ給の場合は、授業をしている時間以外の給料は支払われません。授業に付随する業務をすべてひっくるめて、1コマいくらと計算されます。

最近はコマ給制度を廃止した塾も多いです。また、「1コマ(60分)5000円」のように、授業以外の業務があることを見越してコマ給を高く設定してくれている塾もあります。

逆に、コマ給であることを悪用して、無給でチラシ配りや教室清掃などの業務をやらせる塾もあります。また、「授業以外の業務は時給750円です」のように、授業とそれ以外の給料を分けている塾もあります(時給750円は違法です)。

求人票に書かれている給料だけでなく、実質の時給がいくらになるのかをよくよく考える必要があります。

2,休みを取りづらい

塾講バイトは曜日固定になることが多いです。そのため、休みが取りづらいです。

特に集団授業の塾は、「中2数学のクラスは木曜日の19:00~20:00、担当講師は福澤」のように、授業がキッチリと決められてしまっています。もちろん他の先生に代講をお願いすることもできますが、一度担当になったら簡単には休みは取れません。

個別授業の塾でも、基本的には曜日固定です。個別授業でも、それぞれの生徒の授業曜日と授業時間は決まっています。どの講師が担当するかも基本的には決められています。

集団授業よりは講師の変更や代講のハードルは低いですが、それでも他のアルバイトに比べればずっと休みは取りづらいです。

また、夏休みや冬休みなどの講習期間中は、塾講師はとても忙しいです。担当がどうこうというのは関係なく、単純に塾全体が忙しいために休みが取れません。旅行の予定等は早めに立てて、かなり早い時期から塾に休みの申請を出しておく必要があります。それでも休みは取れないかもしれません。

比較的休みを取りやすいのは家庭教師です。講師と家庭の交渉が成立すれば、授業日時の変更は容易です。ただし、あまりに頻繁だと家庭からの信用を失うことになります。

塾講バイトはほとんどが大学生のため、大学の試験前に休みを取ることに対しては寛容な場合が多いです。塾側も、「この時期はバイトがみんな休む」と考えてスケジュールを作っていることが多いです。

ただし、中には試験前でも休みが取れない塾もあります。

3,仕事を教えてもらえない

塾講師は、「とにかく授業をこなして仕事を覚えろ。」と言われることが多いです

初出勤の日に塾長から、「今日の中1英語は一般動詞からで、テキストの89ページからね。大丈夫大丈夫!簡単だから!」と言われて、現場にポーンっと放り出されます。

大丈夫かどうかというと、本当に大丈夫です。よっぽどしゃべれない人でなければ、とりあえず授業の形だけは作れます。

その後も研修などがまったく行われない塾も多いです。授業の進め方のマニュアルすらなく、すべて講師にお任せという塾も多いです。とにかく授業をやりながら仕事を覚え、教える技術は自分で磨いてほしいというスタンスの塾が多いです。

もちろん塾講師に必要な技術や考え方というものは存在します。基礎基本だけでも研修をすれば、講師にとっても生徒にとっても塾にとってもプラスになるはずですが、しっかり研修をする塾は少数派です。

もちろん、研修システムがしっかりとしている塾もあります。しっかりと研修をしてくれる塾は当たりです。楽しんで働いてください!

4,スーツ着用

塾講師はスーツ着用義務があることが多いです。スーツの保管場所や着替える場所が塾にある場合もありますが、無い事のほうが多いです。その場合は、朝からスーツを着て出かける必要があります。

また、塾講師はおシャレに関しての制約が多いです。髪を染めてはいけない、アクセサリーを着けてはいけない、派手なネクタイはいけない、奇抜な髪型にしてはいけない等、おシャレが好きな人にとっては厳しい現場です。

最近は服装の規定が厳しくない塾もあるようですが、少数派です。

塾の仕事は楽しい!

塾講バイトの4つのデメリットを振り返ってみましょう。

塾講バイトの4つのデメリット
  1. コマ給というブラックシステム
  2. 休みを取りづらい
  3. 仕事を教えてもらえない
  4. スーツ着用

今回は塾講バイトのデメリットを紹介しましたが、塾講バイトには良いこともたくさんあります。私は塾の仕事が好きでしたし、自分の成長にもつながったと思っています。

また、今回紹介したデメリットの中には、働く塾をしっかりと選ぶことで回避できるものもあります。バイト先はよく考えて選ぶべきです

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  • 塾講師のアルバイト特集

  • 実際に働いてみて、「もしかしてブラックバイトかもしれない。」と思った場合は、すぐに転アルバイトを考えるべきです。塾講ブラックバイトに関しては、「ブラック企業でブラックバイト塾講師を雇ってた話」という記事で詳しく解説しています。 もし興味があれば読んでみてください。

    また、塾講師の仕事が自分に向いているかどうか不安だという方は、ぜひ「塾講師の向き不向きを判断する4つのチェックリスト」という記事を読んでみてください。

    この記事を読んで、あなたが塾講バイトをはじめるかどうかの判断ができたのならば、私はとても嬉しいです。

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