流水算の練習問題② 標準編
流水算の標準問題
こちらは、流水算の標準問題を載せているページです。
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川を上る時は、川の流れの速さのぶん船は遅くなります。川を下る時は、川の流れの速さのぶん船は速くなります。
川を下る話から、川の流れの速さを求めていきます。1200mを6分で下ったので、その速さは
1200m÷6分=分速200m
川を下っているので、川の流れの速さのぶん船は速くなっています。静水時の速さは分速150mだったので、川の流れの速さは、
分速200m-分速150m=分速50m
より、川の流れの速さは分速50mです。これを使って、川を上った時の話を考えていきましょう。
川を上る時は、川の流れのぶん船は遅くなりますので、船の速さは、
分速150m-分速50m=分速100m
分速100mで1200m進むので、かかる時間は、
1200m÷分速100m=12分
よって答えは
12分
まずは、川を上る時と下る時の船の速さを求めます。
上り
4620m÷33分=分速140m
下り
4620m÷21分=分速220m
川の流れの速さのぶん遅くなると分速140m、川の流れの速さのぶん速くなると分速220mです。線分図にして表してみます。
この線分図のように、船の静水時の速さは、上りの時の速さとと下りの時の速さのちょうど真ん中です。よって静水時の速さは、
(分速140m+分速220m)÷2=分速180m
船の静水時の速さが分速180mなので、川の流れの速さは、
分速180m-分速140m=分速40m
よって答えは
船の静水時の速さ…分速180m
川の流れの速さ…分速40m
行きにかかる時間と帰りにかかる時間の比は3:5です。行きも帰りも道のりは同じなので、速さの比は逆比になります。
行きの速さ:帰りの速さ=5:3
(速さと比の解説はこちら)
これを線分図で表してみると、
この線分図のように、船の静水時の速さは、上りの時の速さと下りの時の速さのちょうど真ん中です。よって静水時の速さは、
(③+⑤)÷2=④
船の静水時の速さが時速16kmでした。先ほどの④と一緒に線分図に書き込むと、
線分図より、④が時速16kmにあたるので、①を求めると、
時速16km÷④=時速4km
よって、①が時速4kmにあたります。行き(下り)の速さは⑤なので、
時速4km×⑤=時速20km
船の静水時の速さが時速16km、川を下る時の速さが時速20kmなので、川の流れの速さは、
時速20km-時速16km=時速4km
よって答えは
時速4km
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