中学受験のための算数塾

中学受験に必要な算数の基本テクニックを紹介しています。中学受験算数の独特な解法は、小学校では教わらない「裏技」的なものが多いので注意が必要です。
例題を使って、コツやポイントを押さえながら、なるべく丁寧な解説を心がけました。皆さまの理解の手助けとなれば嬉しいです。

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はじめに

中学受験で出題される算数の問題には、解き方を学校では習わないものが多く出題されます。その解き方を導き出すことが求められてはいるのでしょうが、実際には塾などで教わってから試験に臨んでいるのが現状です。 こうした裏ワザとも取れるテクニックは、今や中学受験をする小学生には「常識」や「基本テクニック」となっています。 「中学受験のための算数塾」では、こうしたテクニックを紹介していきます。

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算数が苦手だという人へ

人には得手不得手がありますので、「算数は苦手だー。」という人は確かにいます。 特に図形は、ひっくり返して考えたり、頭の中でクルクル回しながら考えたりしなければならないので、ある程度センスを求められる部分もあります。
ですが、今まで私が算数を教えてきた人たちの中に、「この人は本当に算数が苦手なんだな。」と思った人は、ほんの一握りしかいません。 ほとんどの人は、「自分は算数が苦手なんだ。」と思い込んでいる人たちでした。では、なぜ算数が苦手なんだと思い込んでしまうのでしょう。いくつか考えられるものを挙げてみます。

思い込みケース①は、日本語が読めていないケースです。
普段会話している時や、国語のテストを受けているときはちゃんと日本語が理解できているのに、算数の問題文を読んでいるときはなぜか日本語を理解しようとしない人はかなりの数います。 「今はかけ算のテストを受けていて、問題文に15と20っていう数字が出てきてるから、式は(15×20)だな。」なんて考えている小学生は多数派でしょう。 だから、「かけ算のテスト」以外の場所で同じ問題を聞かれても、チンプンカンプンになってしまう人が多いのです。
「問題文の中ではどんなことが起こっていて、何を聞かれているのか。」しっかりと頭の中でイメージしましょう。 問題文の大事な所を自分で書き出してみたり、4コママンガにして書いてみたり、感情移入して涙してみたり、とにかく問題をしっかり読んで、イメージできるように練習しましょう。

思い込みケース②は、解き方ばかりに気を取られ、いつ使えばいいのかが分からないケースです。
ケース①にも関わってくるのですが、「2×3」の解き方は分かるけど、「どんな時にかけ算を使うのか」が分かっていないパターンです。 「今はかけ算をやっています。」、「今は割合をやっています。」、「今は旅人算をやっています。」と言われたときは解けるのに、いろいろな問題が混ざって出題されるテストになると全然分からなくなってしまうタイプです。 例えるならば、ドライバーは持っているけれど、それがネジを回す道具だということは知らないようなものです。せっかく道具を持っていても、ただの宝の持ち腐れです。かさばるだけです。
算数において、「解き方」と「どんな時に使うか」は必ずセットになっています
面倒でも、問題文を書き写すなどして、鍵となる言葉や、鍵となる表現を覚えるようにしましょう。 「問題文にこの言い回しが出てきたから、あれを使うのな!」と思えれば勝ちです。

思い込みケース③は、計算ができていないケースです。
式はちゃんと立てられるし、算数的な考え方はできているのに、テストでは点数がなかなか取れなくて苦手意識を持ってしまうケースです。もったいない。
計算練習は算数の基礎トレーニングです。スポーツにおける筋トレと似たようなものです。 ときどき思い立ったようにたくさんやっても、あまり効果はありません。毎日コツコツと少しずつ、嫌にならないペースで、続けられそうなペースで、でも楽すぎないペースで続けるのがベストです。 筋トレと同じように、4週間や8週間ではあまり効果を感じられません。でも、着実に力になっています。「頑張れ!」って言う以外に力になってあげられないのがつらいですが、頑張ってください。

それと、計算に関してはもうひとつだけ。
人は計算ミスをするものです。もちろんスピードと正確さを上げることは大切ですが、あまり完全完璧を求めて凹まないようにしましょう。
ミスをしたら、どこをミスったのかを探して、自分がミスしやすい場所を見つけましょう。「ああ!ここまた間違えちった!テヘペロ!」って思えれば、そのミスはほぼ克服したも同然です。 そのうちに計算中に気をつけるようになって、ミスをしなくなります。
テストに関して言えば、最後の5分を分からない問題にウンウン悩むことに使うより、計算の見直しに使いましょう。 テストでの見直しはどの教科でも非常に大切ですが、算数の計算の見直しは特に大切です。これで10点、20点救われることも少なくありませんので!

解き方を理解したら

「学校や塾で、先生の話を聞いてよくわかった!」と思っても、家に帰ってきて宿題をやってみると「全然わからない。」なんてことはよくあると思います。
これは「わかったつもりでいる」という、最も危険な状態です。 大まかな部分を理解できていると、自分では「わかった。」という気分になります。しかし実のところ、細かい部分まではあまり理解できていないのです。 細かい部分まで理解するには、「自分の力だけで解いてみる」ということが重要になります。
もちろん、わからない所を一人で考えていても解けるようにはなりません。遠慮せずにノートや解答の解説を読んだり、先生や友達に聞きましょう。 ただし、助けを借りずに、自分一人で解けるようになるまで何度も解いてみてください
その際、いろいろな問題に手を出す必要はありません。同じ問題を繰り返した方が、効率よく身につけることができます

中学受験を経験しなかった大人の方へ

中学受験を経験しなかった方にとっては、中学受験の算数は「変わっている」と思われるでしょう。 「これを方程式を使わずに解くの?」「平方根ってまだ習ってないよね?」と、感じたことのある人は多いと思います。
「答えは出るのだから、方程式で解けばいい。」わけなのですが、いろいろな考え方のオプションを持っておくことは、視野を広げるという点で非常に有効だと思います。
ということで、是非大人の方にも中学受験の算数は経験していただきたいです。 既に数学を学習していますので、プロセスを理解するのは子供の時よりも遥かに簡単だと思います。構えずにトライしてみてください。 特に、お子様の中学受験を考えていらっしゃる保護者の方は、質問を受けた時のために是非。 「中学校の勉強を使えば解けるんだけどね。」なんていう言い訳を使わなくても済むように・・・。

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